「丸長旅館」【予算:一人17500円(1泊2食付)】
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部屋・外観編

コンパクトな外観の、老舗のお宿「丸長旅館」。

今回は「法師」のお部屋に宿泊。

小綺麗で、落ち着く広さの8畳和室。奥の間から外を覗いてみると・・

川のせせらぎと景観に心も洗われるようです。風情がありますね。

日本有数の炭酸泉とも称される長湯温泉、初入浴です。
一見、濃厚な泉質で効能が強そうなようで、しかし入ってみると意外にライトな湯ざわり。
湯上りにポカポカ持続的に温まるタイプの泉質ではないですが、
湯当たりもしづらいため、文字通り「長湯」好きな方にはハマりそう。
夕食&朝食編

お夕食は個室ダイニングにて。雰囲気もモダンで素敵です。

夕食メニュー。秋の味覚満載(※)で、文字を追うだけでも心が踊ります。(※宿泊時の季節は秋でした)

おおっ!繊細で彩り豊かな盛り合わせ。これは、美しい・・。

秋の味覚がよりどりみどり。
そして一品一品がまた、美味しい!
料理長の方のこだわりと愛情が伝わってくるようです。

引き上げ湯葉もボリュームたっぷり。

蕪のお吸い物。
お出汁の味噌は、香りも風味も上品です。

お造りの鯛、そして「エノハ(ヤマメ)」は食感もプリプリで瑞々しいです。

椀物は、豚角煮もお野菜もホロッホロで完璧な柔らかさ。
ダシまで飲み干せます。

エノハの唐揚げ、天ぷら。
ううむ・・どれも美味しい!

と、ここで意外な一品、「ほんの一口ビーフシチュー」。
サラッ、としたスープは、上品なダシが効いて、もはや「和懐石の一皿」としての様相。
これは、美味しい・・・。

冬瓜(とうがん)饅頭、亀甲(きっこう)餡。割ってみると・・

海老、椎茸、銀杏。
甘み、旨み、とろみが絡まり・・舌鼓、舌鼓。

〆のお茶漬けまで、どれも美味しく堪能させて頂き、大満足。

デザートは、マロンのクリームブリュレ。ちゃんと美味しい!

朝食も、一見しただけで伝わって来る、抜群の安心感。

見て安心、食べて安心。

お豆腐もボリュームたっぷり!
個人的な感想まとめ
【総合オススメ度:★★★★☆】
小綺麗で、落ち着く広さの8畳和室は、川のせせらぎと景観で癒されます。
日本有数の炭酸泉とも称される長湯温泉は、今回が初入浴でしたが、
一見、濃厚な泉質で効能が強そうなようで、しかし入ってみると意外にライトな湯ざわりでした。
湯上りにポカポカ持続的に温まるタイプの泉質ではないですが、
湯当たりもしづらいため、文字通り「長湯」好きな方にはハマるのかな、と感じました。
ただ一点、お湯の温度が(38℃以下の)かなりぬるめで、湯上りに体が冷えてしまった事が残念でした。
お食事は秋の味覚が彩り豊かに盛り付けられ、料理長の方のこだわりと愛情が伝わってくるようでした。
全ての品目が、本当に美味しかったです。
お食事を最重視される方には、まず間違いなくオススメのお宿です。