目次
はじめに
あなたは温泉宿を選ぶ時、何を重視するでしょうか?
このページを既にご覧になっているという事は、ズバリ、食事という事でしょう。
それについては、著者も完全同意です。
温泉、サービス、眺望、お部屋・・どれも重要な要素ですが、「一番は何か」と聞かれたら、やはり食事ですよね。
ご飯さえ美味しい宿であれば、他の要素にはある程度寛容になれますし、
反対に、ご飯が残念な宿であれば、どんなに他の要素が優れていても、もう一度行きたいとは思い難いものです。
著者自身、これまでに多くのハズレ宿も引いています。
しかしそれ以上に、ご飯が本当に美味しい宿もたくさん見つける事が出来ました。
そこで本記事では、食通の方にこそ自信を持ってオススメしたい、「食事が美味しい」温泉宿ランキングをご紹介します。
ちなみに、全て著者自身が実際に泊まり歩いた宿の中から厳選し、宿泊レポの記事も添えてありますので、どうぞ安心してご覧になって下さい。
【第10位】竹林庵みずの(静岡・熱海)

熱海エリアで「食事が美味しい宿」と聞かれたら、著者は「竹林庵みずの」と答えます。
お造りの舟盛りは、見て感動、食べて安心。
鮑のバター醤油焼きにレモンをふりかけて頂くと、最高です。
そして何と言っても、看板メニューの『カサゴの天ぷら』が抜群の旨さ。骨まで食べつくせます。
【第9位】雲仙宮崎旅館(長崎・雲仙)

特に「ダシ」に関しては、この宿を超える宿はそうそうないのではないでしょうか。
お吸い物から自家製だし醤油から、半端ではない程の拘りをビシビシ感じます。
車海老の白ワイン蒸し、鴨の治部煮など、どの品目も丁寧で、お食事に関しては何も心配要りません。
【第8位】旅籠香乃蔵(大分・由布院)

夕食には鴨出汁の山菜鍋、朝食には朴葉味噌焼き。
特に鍋物に関しては、「美味しい」を超えて「感動」を味わえる宿です。
ただし、近隣の騒音問題(※)があるため、お部屋選びは是非慎重に。(※詳しくは上記事参照)
【第7位】ふくみつ華山温泉(富山・南砺)

ここで頂いたブリのお刺身は、今までの人生で食べた中で一番でした。
生け簀から出した蟹のカニ鍋は、雑炊〆まで時間を忘れてしまうほどの食体験。
朝食にも和牛のせいろ蒸しなど、地元の食材にこだわり尽くされた品々に舌鼓。
【第6位】湯の宿 入船(熊本・阿蘇)

比較的リーズナブルな価格帯からは信じられないほど、レベルの高いお料理を頂ける宿です。
フワッフワの茶碗蒸し、寄せ豆腐。染み渡るような優しいダシ。
「山女魚の唐揚げ」は丁寧に処理されていて、頭から尻尾までサックサク。夢中で食べ尽くしてしまいます。
【第5位】ゆふいん花由(大分・由布院)

この宿ほど、100%安心して泊まれる宿を著者は他に知りません。
お食事以外の要素も含めた、総合的なランキングでは断トツの1位です。
恐らく、今後もその順位が揺らぐ事はないでしょう。
お食事も抜群の安定感。季節の味覚も楽しめ、器や盛り付けまで美しく、できることなら毎シーズン泊まりたくなるほどです。
【第4位】心乃間間(熊本・阿蘇)

美味しいイタリアンのフルコースをお腹いっぱい食べたい方には、ここ以上の宿はそうそうないでしょう。
料理長の方が、前菜からデザートまで全てお一人で作られているという、衝撃と情熱を感じる宿です。
特に前菜に関しては、過去に本場イタリアで食べ歩いた味よりも美味しい程のレベルで、クオリティは間違いありません。
【第3位】海のやすらぎホテル竜宮(熊本・上天草)

夕食には車海老の踊り食い、天草大王(ブランド鶏)のロースト、炊きたての鯛釜飯。
朝食は「バイキングでも、これだけ美味しい宿って、存在するんだ・・」という嬉しい驚き。鯛茶漬けが美味。
思い返せば、またご飯だけでも食べに行けないかな、とさえ感じる、抜群のグルメ宿です。
【第2位】由布院 楓の小舎(大分・由布院)

一見、えっ!?と驚く、食材と味の組み合わせ。
しかし、それらは完璧に調和して、ただただ美味しいのです。
夕食は一言、完璧で、クリエイティブでありながらも一流料亭のクオリティ。一皿も抜かりがありません。
朝食も、品目はスタンダードに抑えつつ、土鍋で炊いたご飯は、おこげまで最高です。
【第1位】もと湯の宿黒田や(大分・別府)

豊後牛しゃぶしゃぶで、至福のひとときを。
料理自慢の宿として評判の、「もと湯の宿黒田や」。
結果、本当に美味しかったです。夕食、朝食ともに、文句の付け所が無い、洗練され尽くした品々でした。
料理において、このレベルの感動を味わわせてくれる宿は、同価格帯ではそうそうないでしょう。
食事にウェイトを置いた宿として、とにかく美味しいものが食べたい!という方には、間違いなくオススメ出来ます。