「心乃間間」【予算:一人20500円(1泊2食付)】
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部屋・外観編

今回は「木の音」(離れ和室)のお部屋に泊まりました。

「心乃間間(このまま)」に到着。
ユニークな宿の名に相応しく、ウェルカムドリンクのお茶の食器も面白い形です。

ロビー(兼ライブラリー)もお洒落。

ロビーの窓から見える、連なる阿蘇の山々。

離れのお部屋、玄関に入ると・・

とても洗練された内装の、美しい和洋室が。

和室にベッド。最高です。

デザイナーズ感あふれる小洒落た洗面台の隣には・・

檜のお部屋付内湯。

窓を開けて外を見ると・・

この眺望。お部屋付でプライベートに楽しめるのは最高に贅沢です。

エジプトの神殿とかにありそうな大浴場の独特の佇まい。

こちらも、貸切状態の時間帯が多く、ゆったりと楽しめます。

泉質はトロトロ系で、柔らかめ。
阿蘇は空気も水も澄み渡っていて、ほぼ住みたいくらい好きです。
夕食&朝食編

夕食は個室ダイニングでゆったりと。

この日のメニュー。

トリュフとキノコのロワイヤル。
本気感が伝わって来ます。

前菜盛合せ。
連なるように盛り付けられた海鮮と野菜の彩りが素敵です。ボリュームもたっぷり。

パンも自家製で、お代わりしたくなるほど美味しいです。

マグロのカルパッチョ。一人分でこの量!
柑橘系のさっぱりソースで、マグロの風味と非常にきれいに調和しています。

渡り蟹のリングイネ。

渡り蟹の風味がしっかりと絡んだソース、もっちりとした食感の麺。美味しいです。

平目のソテー。トリュフがかなり贅沢に使われています。

熊本産和牛のステーキ。
付け合わせの野菜も、ソースと絡めて美味しく頂けます。

お肉は焼き目も綺麗で、外側はカリッ、内側でじゅわっ・・と、肉汁。
しかし脂が上手く落とされていて、しつこさが全然ありません。洋風ステーキとして、文句の付け所が無い味でした。

食後には、デザートと紅茶を。
味も、シェフの方が合間に作られているものとしては申し分ないのですが、最後にパウンドケーキは流石に重たいかも・・。

こちらは朝食。
・・・一瞬、ボリュームの凄さに絶句します。

上から見た図。まるでShutters○ockの画像素材のようだ・・。

とはいえ、味はどれもなかなか美味しいです。

中でも、阿蘇の有精卵を贅沢に使った卵かけご飯。これは一言、最高です。
「百年蔵のたまごごはん醤油」が最高にマッチしていて、その場でスマホでAmazon購入しました。この醤油は100%外さないです。

お鍋のつみれも美味しい!
個人的な感想まとめ
【総合オススメ度:★★★★★】
全室離れ、完全禁煙、子ども不可。
大人がゆったりと静かに落ち着いて過ごすために最適化された空間は、
本当に心地良く感じました。
夕食の洋食コースも、和朝食も、驚くほどボリュームたっぷりで、
これほど贅沢に、確実にお腹いっぱいになれる宿もそうそう無いでしょう。
ただ一点、ボリュームが満点過ぎるあまり、お腹がやや苦しく感じる側面もありますが・・。
しかし、お湯、部屋、食事、サービス、眺望と、5点全てが高いレベルで充実しており、
特に「ハイクラス宿として、失敗しない宿を選びたい」方には、間違いなくオススメ出来る宿です。