「海のやすらぎホテル竜宮」【予算:一人16200円(1泊2食付)】
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部屋・外観編

「海のやすらぎホテル竜宮」に到着。モダンな和洋室テイストで、小洒落た感じ!

奥のミニ座敷からは、海辺の日差しが。これでグッと開放感が高まります。

天草の島々が綺麗に見渡せます。

内湯。こちらもオーシャンビューを活かしたガラス張りに。

露天に出てみると・・

この景色!海の絶景です。
絶景の度合いで言えば、「ゆふいん花由」にも引けを取らないレベル。
夕食&朝食編

お食事処は、個室ダイニングスタイル。テンションが上がります。

この日のメニュー。

蛸の柔らか煮。甘みが絶妙なタレが染みこんでいて、食感もふわっ・・と柔らかく、適度な歯ごたえ。

個人的には、愛媛の道後温泉で食べた「蛸の旨煮」を超える美味しさです。

コース全体の量が多いため、前菜では、それぞれの品目が一口サイズなのはとても好感が持てます。

海鮮5種盛り。サザエもコリコリ。

黒鮑の陶板焼き(※調理前)。火を通すと・・

この通り。ナイフを入れると、スッ・・と切れ、口に入れると、ふわぁっ・・と柔らかく香る。

熱海の「竹林庵みずの」で食べた鮑の踊り焼きに双肩するレベルで、上品な味わいです。旨い。

ちなみに、貝類が苦手な場合は和牛の陶板焼きにも出来ます。こちらもスタンダードにイケる感じ。

鱧のお吸い物。意外にも、脂の浮かぶこってり系。

車海老の踊り食い。
ピクッ・・ピクッ・・・
まだ生きてる。(※捌かれた直後)
海老の踊りは初めてなので、もうビジュアルから結構なインパクト。
現在形で生きている海老の食感は、「プリップリ」を超越して、「コリッ!!コリッ!!」という、強い主張の歯ごたえになります。
それでいて、甘めの醤油ダレと絶妙に合わさり・・・もはや、別次元の一皿。

この歯ごたえは、金沢でも体験出来なかったので、素晴らしい食体験でした。
雲丹と夏野菜コンソメジュレ。繊細な味ながら、ボリュームたっぷり。

大王ロースト。
ブランド鶏の天草大王は、外側の皮はパリッと、脂も乗っている。
歯ごたえもコリッ、コリッ、としっかり。(比内地鶏に少し近い感じ。)
これまた、付け合わせの野菜や味噌ダレと一緒に食べると・・甘み、塩味、旨味、香り、全ての見事な調和を感じ取れる。
天ぷらも、衣さっくり、具材も新鮮。タレのダシも抜かり無い。
そして、お食事には炊きたての鯛釜飯。
蓋を取ると、フワァッ・・・と、湯気が立ち上る。
あぁぁああ、もう・・・
香りが、もう・・・・
おこげが、もう・・・
はふっ・・・・旨っ!!!!
ダシの風味と香り。鯛。米の食感。炊いている水。
今までの人生で食べた釜飯の中で、一番美味しい。
(今回はずっと感動続きだけど、)この日、最大の感動でした。
そして、最後のデザートを笑って食べる君のそばに僕はいたい。
・・・これ、本当に1人1泊2食付16200円?都内だったらディナー1食でこの金額を超えてしまうレベル。
というか、某・高級料亭の20000円超え懐石よりも美味しいんじゃなかろうか。(※過去に一度、食べた事があります)
この人生最高の釜飯を、おにぎりにしてお部屋用のお夜食にまでしてくれる始末。完璧か。
朝食(バイキング)。生ハムサラダに、鯛茶漬けと、贅沢なラインナップ。
ひとつひとつも、ちゃんとしていて、美味しいです。
個人的な感想まとめ
【総合おススメ度:★★★★★】
モダンな外観の和洋室。
目の前にそのまま海が広がる、絶景の露天風呂。(※塩化物系の天然温泉で、実際に入ってみた感覚は、柔らかめ。)
ディナーだけで軽く2万超えクオリティの、素晴らしい夕食。
サービス、対応もきちんとしている。
とにかくこの宿は、海の景観と夕食の2点において、ずば抜けています。
1人1泊2食付16200円(定価)は、価格破壊レベルですね。
ここに来て本当に良かった、と感じさせてくれる、素晴らしい宿でした。
食べ歩き編(おまけ)

天草の海鮮丼で評判の「浜んくら」へ。

海鮮丼。

ビジュアルは写真映えするものの、雲丹が臭みが強く、全体的には・・いまひとつ。
強いて言えば、ボリュームの多さは付加価値かも知れない。
北海道レベルまでは求めないまでも、せめてもう少し臭みのないネタが欲しかったです。

こちらはひつまぶし海鮮丼。

暖かいダシ汁をかけてひつまぶし状で頂くのだが・・・こちらも、ノーコメント。
この平成28年の時代に、広い店内が全席「喫」煙席という点も、かなり落胆してしまう。

気を取り直して、こちらは天草のパールサンビーチ。

海辺でのんびりと。